無趣味で人付き合いが苦手な女医の家計簿

地方在住。ひきこもり女医のブログ。弱音も収入も晒してます。

女医と妊娠とお金(前編)&出産手当金は最高でいくらもらえるのか??

bd8839a6-0069-4872-b93b-8f692a53ac0d

こんばんは、くるみもち(@kurumimochi712)です。

前回記事は久しぶりすぎたにも関わらず、多くの方が見てくださったようで感激です!

メッセージフォームは閉じているのですが、以前やり取りしたことのある方からのメールと、各SNSからもたくさんのメッセージが(っ´ω`c)

必ずお返事するつもりでおりましたが、メールを優先的にお返事していたところ、

心がポッキリ折れました(´;ω;`)

すみません。。

相変わらずダメポな私です。

全てのメッセージに目は通しています☆

びっくりするくらい期間が空いて返信するかもしれません~(^_^;)

メッセージの中で数件あったご指摘について、勤務医と妊娠・出産にまつわるお金に絡めて今回書き留めておきます。

女子医学生さんも読んでくださっているようなので、将来の参考になれば幸いです♪

※書いているうちに長くなったので、前編・後編に分けています。

スポンサーリンク

勤務医が妊娠・出産した際にもらえるお金について(前編)

基本的には会社にお勤めされている女性と同様ですので、今後出産を控えているすべての女性のお役に立てる内容となっております☆

いつもどおり、ネチネチと考察しているので、マニアックなアナタもどうぞご覧くださいませ(っ´ω`c)むふん

※医師が加入する健康保険には大きく分けて、医師国民健康保険組合(医師国保)と協会けんぽ(全国健康保険協会)などの被用者保険がありますので、そこも言及します。
(下記の項目についての範囲のみ)

※医師国保は開業医やクリニック勤務の医師に限られますので、病院勤めの勤務医はほとんど被用者保険です。

医師に限らず、クリニック勤めで医師国保に加入されている看護師さんや事務員さんも、下記の医師国保の話は当てはまりますので、家族計画中の方はぜひ見てください(o`・ω・)ゞ

参考:助かる!出産・育児でもらえるお金

上記のオールアバウトの記事の流れに沿って、各項目を見ていきます。

①妊婦健診の助成

⇒妊娠した女性みんながもらえます☆

すべての自治体で助成制度があります。所得は無関係です。

金額は自治体によりますが、おかげで健診費用が少なくて済むのでありがたいです(*´▽`*)

以下、厚生労働省の調査結果です。

妊婦健康診査の公費負担の状況について(平成25年4月1日現在)

公費負担回数の全国平均 全国平均 14.04回 (全市区町村で14回以上助成)
(注)公費負担回数が無制限の17市町村を除く1,725市区町村について集計。

妊婦1人あたりの公費負担額の状況について 全国平均 97,494円

参考:妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について(PDFファイルです)

最高額は徳島県で、116,315円。
僅差の2位は長野県で、116,214円。
最下位は神奈川県で、63,455円なり~。

アナタの自治体はどうでした??

私の居住地は、10万円に満たない額です・・・(´・ω・`*)残念

②妊娠中の自宅療養

⇒保険によらずももらえますが…。

傷病手当金は医師国保でももらえるようですが、自宅療養で一日5000円円など、一定額のようです。
(そもそももらえない場合も。都道府県によって異なるようです)

協会けんぽ等の場合、一般的な傷病手当金の支給があります。

この恩恵は受けずに済むに越したことはありませんが、重症悪阻で長く休職される方もいますからね。

1日につき標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。

支給される条件は以下の通りです。

(1)業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
(2)仕事に就くことができないこと
(3)連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
(4)休業した期間について給与の支払いがないこと

妊娠中の注意点としては、傷病手当金と出産手当金を同時に受けられるときは、出産手当金が優先して支給されます。

その間、傷病手当金は支給されません。
(すでに傷病手当金を受けているときは、その支給額分だけ出産手当金から差し引いて支給されるようです)

③出産育児一時金

⇒医師国保でも協会けんぽ等でももらえます☆

産科医療補償制度に加入の医療機関で出産した場合は42万円
(H21年10月より金額アップしたようです☆やった!)

未加入の医療機関等で出産した場合、または在胎週数22週未満の分娩の場合は40.4万円となります。
(H27年5月現在)

後に上記の42万円がもらえるとしても、一時的に大きな金額を支払うのは大変ですが、出産先の医療機関によっては、直接支払制度が使えます。

出産育児一時金の支給が協会けんぽ等から直接医療機関等へ支払われることから、医療機関等の窓口で高額な出産にかかった費用を支払う必要がありません。
(医療機関によってはこの制度を使えないので、事前に確認を^^)

医師国保の場合は、ほとんどが上記と同様に42万円の支給ですが、運営母体によっては違うようです。

例えば、東京医師国民健康保険組合では、産科医療補償制度に加入する分娩機関で出産した場合は、450,000円が支給されるようです。

参考:東京医師国民健康保険組合 出産育児一時金

うらやま~(*´台`*) ←金の亡者

※出産費用が出産育児一時金の額より少ない場合、その差額がもらえますが、申請しないともらえませんのでご注意を。

※逆に出産費用が42万円を上回る場合は差額を支払う必要があります。

ちなみに、通院先で産科医療補償制度の用紙をもらいますので、記名して提出します。

何かあったときのために、控えは5年間保存しておきましょう(・∀・)b
(私は母子手帳ケースに忍ばせております)

④出産手当金

⇒医師国保ではもらえません。協会けんぽ等の場合はもらえます。

クリニック勤めの看護師さんや事務員さんが、出産手当金を「当然もらえると思っていたのにもらえないと分かり、ショックを受けた」という書き込みをネットで散見しました。

これはショック大きいですよね(^_^;)

産休は最大で産前6週間、産後8週間の期間です。
(多胎妊娠の場合、産前は14週間、産後は同じ)

これは「請求すれば」休めるのであって、何も言わなければ産休はもらえませんのでご注意を。
(まともな病院であれば、事務方から声がかかるでしょうけど)

ちなみに、産前は体調が良くて働く意志があれば、休む必要はありません。

産後6週間を過ぎた後、本人が請求し、医師が認めた場合は就業できます。

産後6週間は就業禁止なワケですね(・∀・)b

話が脱線しましたが、出産手当金は産休中のお給料を補償してくれるありがたい制度です。

勤め人でよかったと思う瞬間、ベスト3に入るかも(笑)

金額としては、標準報酬日額の3分の2がもらえます。

これは4~6月の給料の額面の平均額により決まります。

標準報酬月額によって、9月以降の社会保険料の額が決まるので、この期間は残業しない方がいいとか、家計ブログでも目にしますよね☆

出産手当金に関しては、この3分の2がもらえるわけですから、高い方がいいですね。

以前は産休中は社会保険料を支払わなければならなかったので、標準時報酬月額が高いのも良し悪しだったのですが、2014年4月より産休期間中も社会保険料が免除になったので、現在では高いに越したことはないわけですね(笑)

※ちなみに、医師国保の場合、健康保険料は産休中も発生し続けます(^_^;)

スポンサーリンク

出産手当金は最大でいくらもらえるのか!?

さてここで、数名の方にご指摘いただいた件ですが、私が前回ブログ「お給料の3分の2もらえて嬉しい!」ってなことを書いたことに対し、

「支給額には上限があるからたぶん3分の2はもらえないんじゃ?」

っていうご指摘だったんですね。

このご指摘は育休手当に関しては確かにそうです。

後述しますが、支給額には上限があるので、いくら給料が高くても関係ありません(汗)

ただし、出産手当金については大丈夫なんです!!

Aさんが追記メッセージをくださっていましたが、出産手当金も上限が無いわけでは無いんですよ。
(丁寧にありがとうございます^^)

ただ、私も上限に引っかかるほどのお給料では無いってことなんです。

出産手当金の支給額については、標準報酬月額により1~47等級に設定されています。
(傷病手当金もこの等級で決定します)

ちなみに、私も勘違いしそうになったのですが、厚生年金保険料の等級は30等級に分けられており、別物です。

参考:厚生年金保険料率(平成26年9月1日~平成27年8月31日 適用)

話を戻しまして、

47等級、すなわち4~6月の総支給額の平均が1,175,000円以上の場合は、標準報酬月額は一律に1,210,000円となります。

私は今後当直も抜けていくので、この期間の給与は額面120万ほどの予想なんです。

これ以上の等級が無いので、ちょうどいい、一番オトクな給与額なんですよね(*´д`*)はふん

例えば、給与の平均が150万くらいあったら、なんかソンした気分になりません??
(私だけ?)

47等級の場合、

・標準報酬日額=121万円÷30日=40,330円
・支給日額=40,330円×2/3=26,887円
・産前産後14週間で、26,887円×98日=約263万円

となります。

なんかすごい金額ですね(・∀・*)うきゃ

文面通り、「3分の2」いただきます!!

以下のリンクも分かりやすいので参考にしてくださいませ♪

参考:出産手当金

出産手当金が悪用されているかもな話。

ここで、ちょっと小ネタ。

出産手当金については(傷病手当金もですが)、休業中の生活補償が目的であるにも関わらず、支給額が過大ではないかという議論もあります。

不正受給する輩もいるようで、今後は上限額が引き下げられるかもしれません。

妊婦を雇って、数か月120万円の給与を支払えば、産休手当をMAXでもらえますので、それを会社と本人でウハウハ山分け的な。
(具体例は知りませんが、たぶんそんな感じ)

出産間近な妊婦を正社員として雇って、しかも高額の給与を支払うなんてこと、まず無いですからね(^_^;)

一旦、妊婦本人(すでに産んだ後ですが)に手当が支給されていれば不正を暴くのは難しいようです。

私が出産手当金を受け取るまでは、どうかこの制度が変更されませんようにと願うのみです。

私は金の亡者~~(っ´ω`c)

後編に続きます☆

    
スポンサーリンク

シェア嬉しいよ~&ランキング参加してるよ~(*´∪`*) フォローして更新情報を拾ってね~&ヘボツイートもヨロ(っ´ω`c)



  • follow us in feedly

  この記事の関連記事もどうぞ d(`・ω´・+)