無趣味で人付き合いが苦手な女医の家計簿

地方在住。ひきこもり女医のブログ。弱音も収入も晒してます。

③金スマ、近藤医師が危険すぎるワケ&実際に「放置」した人の顛末。

Stetoscopio e cuore rosso

こんばんは、くるみもち(@kurumimochi712)です。

このシリーズの最後の記事です。

①金スマ、近藤医師が危険すぎるワケ&がんについて正しく理解して。
②金スマ、近藤医師が危険すぎるワケ&私の体験したトンデモ医者(汗)

長くてすみませんが、余力のある方は最後まで読んでください。

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どのような医師が信頼に値するか?

近藤氏について「どうか信用しないで」と書いてきたわけですが、では、逆にどのような医師が信頼に値するのかについて書いてみます。

話を聞く価値のある医師は、以下のような条件を満たしています。

①説明の際に、科学的根拠(エビデンス)を示している。その出典を記載している。そして、出典元の雑誌は信頼のおけるものである。
②データを正しく読める。自分の都合のいいように解釈しない。
③数少ない経験を一般論にするなど、誇張しない。
④素人の方に誤解を与えるような表現をしない。
⑤相手の説の評価できるところは評価している。
⑥医師の場合、患者さんの経過に責任を持っている。

このような医師は信用できると思います。

突飛な意見は衝撃的ですし、目を引きますが、ほとんどの医師がAと考えている中、専門の雑誌でもAと書いてある中で、Bが正しいと言う医師のことは、頭から信じ込まないようにしましょう。

決して、少数の意見や専門雑誌に載っていないことが間違っているというわけではありません。

少数の意見に惹かれた際は、どちらの意見もじっくり吟味して信頼にたるかどうか見極めてほしいんです。

宗教と同じで、一度ハマってしまうと、他の意見がすべて、教祖の足を引っ張る悪い奴にしか見えなくなります。

そして、根拠の無い言動を自ら周囲に撒き散らしていくこととなります。

「現在」元気で過ごしている患者さんが、近藤氏擁護のツイートをしているのを見かけましたが、もし病状が悪くなったときに、近藤氏はあなたのことを治療してはくれません。

そのとき、思い浮かぶのは、最初に診断してくれた、ごく標準的な治療をする当時の主治医かもしれません。

その医師は、あなたにいくつかの選択肢を出し、その治療を責任をもって行ってくれる方ではなかったでしょうか。

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近藤氏に関わった2人の患者さんの話。

近藤氏に関わった患者さんで、ネット上でも有名な方を紹介します。

5ミリの乳がんを「放置」した患者さんの話。

この人は有名な方で、闘病の様子が映画にもなりました。

詳細はこちらのサイトをご覧ください。

参考:近藤誠を信じ、早期がんを放置した結果…

何度も書きますが、どのような治療を選ぶか、もしくは治療をしないかの選択は自由です。

ただ、この方の経過を見て、近藤氏以外のほとんどの医師は、5ミリで見つかった時点で手術を受けていれば、激痛と戦わずに済んだのでは、この方らしく、もっと元気に過ごせたのでは、と思うわけです。

「放置」を選んだから、素敵な余生を送れた、とは到底思えない内容です。

そして結局、温存術を受けていますし、緩和医療を受けています。
(本氏の主張の「自覚症状が出てきたら治療も必要」ってやつですね)

初期で治療していた場合に比べて医療費も高くついたでしょう。

この記事では2人の対照的な女性が出てきます。

後者の積極的ながん治療をした患者さんは、治療後に容態が悪化してなくなったとのこと。

年齢もがんの種類も違う2人を比べて、いかにも、「積極的な治療を選んだばかりに、苦痛ばかりで寿命も縮まってしまった」という印象を与える書き方です。

条件が異なる2つのケースを単純には比べられません。

マスコミは印象操作はお手の物です。気をつけましょう。

近藤氏を受診した患者さんの家族の手記。

近藤氏がセカンドオピニオン外来を開業する前に、大学病院に受診した患者さんの家族さん(妻)が、近藤氏との診察の内容や人柄について、書いた手記があります。

前記事にもお名前を出させていただいた、長尾先生のブログから転載されていただきました。

参考:がんもどき批判への反論

そのまま貼りますので、長くなりますがすみません。

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この方も書かれていますが、この日はたまたま近藤氏の機嫌が悪かっただけかもしれません。

でも、ただの一回でもこのような対応をする医師を私は信用できません。

開業後は、サービスも良くなっているのでしょうかね。。

昔の近藤氏は尊敬に値する医師だった。

近藤氏も以前は、乳がんの温存療法を広めたり(実の姉に乳がんの温存療法を試みたことも)、がんの検診・早期治療の有用性について疑問を投げかけるなど、真っ当な活動をしていた頃もありました。

1990年頃から「がん放置」に転換したようで、今は極論を述べるのみです。

最後に。

参考サイトとして挙げた先生方の足元にも及ばない、無能医者ですが、何かできることはないかと思い、これらの3記事を書きました。

医療は完璧ではありませんし、いまだ発展途上です。

医療に対し、医療者に対し、ときに信用ならなくなったり、不満を持つこともあるでしょう。

しかし、患者さんのために一生懸命働いている医療者がほとんどであることだけは知っておいてください。

ここまで全部読んでくださり、感謝申しあげます。

寒くなってきましたが、みなさま、お体にはお気をつけて。

    
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